辛口コラム

書評その14
野卑で事大主義で横着な朝鮮人の性格は、近年もっと歪んだ
創始改名は自らが望んだように、韓国をすてる若者も後を絶たず

呉善花著 『韓国 倫理崩壊 1998-2008』(三交社)

『韓国 倫理崩壊 1998-2008』

 これほど辛辣な、しかし真実な韓国論を読むのは久方ぶり、日頃の神経的疲れも一挙にとれる。
読後感といえば韓国人は世界一哀れな民族であり、国際常識がわからず、世間知らずの自己中心主義が世界の笑いものになっていることに気がつかないほどの愚かな国民であるということだった。
「強制連行? 殆どが経済的理由で自ら日本へやってきた。創始改名? 殆どは韓国人から改名を希望した」。
 嘘をついても平気、だまされる方が悪いという風土があるから、嘘がまかり通る。戦後、日本が韓国になした経済援助によって地下鉄もできた。製鉄所もできたが、それを知る韓国人は殆どいない。
 呉女史自身が日本に留学にくる前まで、あれは韓国自らの努力で建設したと思っていたという。

 昔、池東旭氏と小生が対談した折、氏から指摘があった(宮崎、池共著『兄弟だから許せない』(学陽書房)。
「外から客間がみえるように応接間をつくり本当は映らないのに大きなテレビをこれ見よがしに飾り、本棚には中身がない文学全集を並べていた」。
外見上の見栄っ張りが韓国人の特色だった。
近年は偽造され改竄された反日教育で、倫理を欠いた日本批判と、あまりのジコチュウの歴史に洗脳された韓国人の、奇妙な振る舞いが目立つ。スポーツ大会での振る舞いは枚挙する必要もないだろう。

 韓国人は嘘つき同士だから、じつに詐欺が多い。
世界ランキングでも韓国の詐欺発生件数はトップクラス、しかも偽証罪で起訴された件数を人口比で比較すると、韓国は日本の671倍、法廷での誣告罪は日本の4151倍、つまり法廷も「嘘の競演場」だと呉さんは言う(本書120p)。
売春ビジネスは金額に直すと、韓国GDPの5%にも及び、「専業女性」は全韓国女性の4%にもあたる(本書198p)。
だからエリート高麗大学で『来世は韓国人に生まれたくない』とアンケートに答える若者が51・4%もあるという。(本書157P)
実に過半数以上である。

 そうだ。
 儒教・儒教と呪術のように言いながら、かの国の国民は何時、倫理を喪失したのか?

 呉善花さんは次の指摘をしている。
「いくら嘘がばれても責任を問われたり職を辞さなくてはならないといった心配がないので(日本では偽メールを流した国会議員は辞職に追い込まれ、大分県教育委員会は不正合格を取り消したが)、誰もが平気で嘘をつくのである」。
 儒教の先輩格と日本にいばり、また欧米にはキリスト教の深い信仰が国民の間に広がっている韓国で、このインモラルな生き方に対して、「なぜ?」訝る声もあるだろう。
 回答はこうだ。
 「韓国人の倫理道徳観は一般に、内面からの自己自身を律するものではなく、外面での形式的なモラリズムの『外貌至上主義』に過ぎないからである。ここのところは、大きく『誤読』している日本人が少なくない」と。
  韓国文化を論じるファッショナブルな文化論を横行する中で、こういう深淵からのぞく韓国論、待ち望まれたものである。
 秋の読書界の話題をさらいそうだ。

waku

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