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イラン

 イランをみたいと思ったのは日本のマスコミがあまりにも欧米の論調を鵜呑みにしていて、まるで悪魔のごとく報じているからで、それなら現場をみて、人々の話をきかなければとおもったからです。詳しくは「月曜評論」というミニコミ誌と産経のコラム「斜断機」につづったのですが、反響はほとんどなく、そこで近刊「三島由紀夫はいかにして日本回帰したのか」(清流出版)のなかの文化防衛論を論じた箇所にそのダイジェストを挿入しました。

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イランへの取材旅行。

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1 精緻を極めたイスラム美術の傑作だ。
2 イスファファンにある王妃のモスク。手前のイマーム広場はとても美しい。
3 欧米の報道では見られない爽やかな笑顔にレンズを向けた。

パキスタン

 パキスタンも同じ理由からで、要するに日本の新聞だけを読んでいたら実体がわからなくなるのでは?という強い懸念からです。
 カイバル峠をこえて、武器の密輸で世界的に有名なアフガン難民の集落をこえ、なんと途中に立ち並ぶ豪邸は密輸業者のものでした。ルポは写真特集を{政界}誌に。一部を産経を他の媒体にも綴りました。町をあるいて、シャリフ首相(当時)もブッドも、まるで人気なく、何か起きると予想したら、すぐにムシャラフ参謀総長の軍事クウデターです。動物的カンがあたった?過去に「世界経済裏道を往く」(ダイヤモンド社刊)というフォトエッセイを出版したことがあり、バルト三国の動きやらポーランド、南アフリカ、ジャマイカ、イラクといった、珍しい国々の写真を100枚以上つかったところ、「文章より写真のほうがうまい」と何人もの友人からいわれたものです。
 残念ながら、上記の書籍は絶版、近く第二集を編修したいものです。

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街中で売られている女優や歌手のブロマイド。

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1 ペシャワール郊外にたむろするアフガン難民の子供たちと州兵。
2 アフガン国境への道カイバル峠は密輸ルート。
3 平穏を取り戻したペシャワール街中のバザール。

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イスラエルのレビ外務大臣と単独インタビュウ。講談社の「CADET」に
掲載後、「ユダヤ人の超発想法」(総合法令出版刊)に収録。


waku

表紙

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